鹿室・髙垣法律事務所

鹿室・髙垣法律事務所の強みと特徴

遺産相続に関するさまざまな相談にご対応

冷静に法的問題を整理して適切な解決を目指す

鹿室・髙垣法律事務所は岡山市北区にある、地域に根差した法律事務所です。弁護士の鹿室辰義と髙垣耕平の２名が遺産相続に関するあらゆる相談に乗っています。

家族や親族の間で遺産相続を巡り争いになってしまったとき、感情的な対立が生まれることは少なくありません。大きな精神的ストレスを抱え、それまでの親族間の関係性のひびが入ってしまうことも多々あります。

そうした状況になるのをできるかぎり防ぐため、相続が生じたときは早めに弁護士に相談することをおすすめします。当事務所は依頼者の味方になって、代わりに相手方と交渉を行い、冷静に法的問題を整理して適切な解決を目指していきます。

話をじっくりと聴き、今後の見通しを丁寧にご説明

弁護士に依頼することで、トラブルの相手と直接話さなくても良くなり、精神的負担が軽減されるのも大きなメリットです。当事務所では依頼者様のお話をじっくりとお聞きし、今後の見通しや方針の説明を丁寧に行い、依頼者にとって最善の解決を目指します。初回のご相談は30分無料でお受けしていますのでいつでも遠慮なくご相談ください。

遺産分割の局面で生じる難しいトラブル…

問題が複雑になる前に弁護士に解決を委ねるのが得策

相続が生じたあと、遺言書のない場合には遺産分割の局面でさまざまな紛争が生じるリスクがあります。実際に「どう分けるか」について相続人間で争いが生じるケースや、あるはずの財産が無くなっているという「使い込み」の問題、また「遺留分」に関するトラブルなどさまざまなものがあります。

生前に親の面倒をみていた相続人が「他の相続人よりも多く遺産がほしい」と主張する「寄与分」の問題や、生前にすでに親から贈与や学費などを受け取っていた相続人がいるような「特別受益」に関するトラブルもよくあります。また、長男だから財産を多く受け取れるはず…と誤解している相続人もまだまだ少なくないようです。

いずれの場合も、相続人同士での話し合いでは合意に至ることが難しいケースが多く、早期に弁護士に解決を委ねるのが得策といえます。相続発生後の遺産分割協議が難航する場合には、できるだけ早く一度ご相談ください。遺産分割の前提となる財産調査や相続人調査から責任をもってサポートしていきますので安心してお任せいただければ幸いです。

まずは「協議」で解決できないかを検討

難しい場合は速やかに「遺産分割調停」を申立て

当事務所では、まずは遺産分割協議で合意が図れないかを検討し、できるかぎり交渉によって解決を目指していきたいと考えています。ただし難しい状況であると判断する場合は、いち早く遺産分割調停を申立て、裁判所での話し合いへと移行していくことも大事です。

遺産分割調停は間に調停委員が入り、双方の主張を合意へと導いていくことになります。調停の場では、争点について法律的な解釈も必要になってくることから、一般の方では十分に対処できない局面も出てきます。弁護士が代理人になれば、法的な主張を十分に相手側に伝えることができ、ご本人の精神的な負担も大きく軽減できます。

当事務所の弁護士はこれまで遺産分割調停にも確かな経験を有しており、見通しや着地点を考慮しつつ、今後の道筋を依頼者の方に適宜お示ししていきます。依頼者のご要望に最大限にお応えできるよう最後まで粘り強く対応してまいります。

財産に不動産が含まれる場合にもお任せを

遺産分割において争点となりがちなものに、不動産の扱いがあります。財産に自宅や土地などの不動産が含まれている場合、「どう分けるか」でもめるケースは少なくないのです。売却して金銭に換える換価分割や、自宅に相続人の誰かがそのまま住み、他の相続人に代償金を支払う代償分割などさまざまな方法があります。

当事務所は地元の不動産業者とも連携して対応することが可能で、登記に関しても司法書士と協働しながらサポートできます。こうした相続にも柔軟な対応が可能ですのでどうぞご相談ください。

相続に「遺留分」があることをご存知ですか？

遺留分侵害額請求は、相続を知ってから１年以内に

相続には「遺留分」という民法の制度があり、一定の続柄にある相続人には、遺言内容にも左右されない最低限の遺産を相続できる権利があります。これを「遺留分」といい、遺留分侵害額請求を行うことで財産を相続できます。

遺留分の権利を有する相続人の方で、それを侵害されている方は早めに相談されることをおすすめします。遺留分侵害額請求は、相続の事実を知ってから１年以内が期限であり、それほど時間がありません。誰にどの程度を請求できるのかなど、ご自身で対応するのは難しい部分もありますからご相談いただければ幸いです。

遺産分割トラブルを防ぐには「遺言書」を

“もめない遺言書”になるようアドバイスを提供

また、相続後のトラブルを避けるためにも、事前に「遺言書」を作成しておくことは大事な事柄のひとつです。遺言書は資産や負債を適切に整理し、法的に問題のない内容にしておくことが欠かせません。当事務所では公正証書遺言での作成をおすすめし、もめない遺言書になるようアドバイスをご提供しています。

遺言書は必要な要式があり、それが欠けていると正式な遺言書として認めてもらえないリスクがあります。また認知症が疑われる方だと、後になって遺言能力が疑われてしまうなどトラブルにつながりかねませんので、弁護士のサポートを受けるのが賢明と思います。また、遺言無効の訴訟についても当事務所では確かなノウハウを有しています。

マイナスの財産が多ければ「相続放棄」を検討

相続放棄は相続発生後３カ月以内に行う必要がある

当事務所では「相続放棄」についてもご対応しています。相続財産の中身が借金などのマイナス分のほうが多い場合には、速やかに相続放棄の検討が必要といえます。相続放棄は相続発生後３カ月以内に行う必要がありますので、スピーディーな判断が求められます。なかには３カ月を過ぎても放棄が可能なケースもありますのであきらめずご相談ください。

鹿室・髙垣法律事務所からのアドバイス

相続に際して不安や問題が生じたときは一度ご相談を

相続対策でどんな準備をしていいのか分からないという方や、相続後に不安や問題が生じている方は、まずは気軽な気持ちでご相談いただければと思います。親族間の紛争をご自身で抱え込んでしまうのは大変なストレスです。紛争が深刻にならないうちにぜひ一度ご連絡ください。