樹氷の森法律事務所

樹氷の森法律事務所の強みと特徴

市民の方々にとっての身近な存在でありたい

感情論でなく法律的な捉え方で解決をはかる

「樹氷の森法律事務所」は山形市にある法律事務所で、代表弁護士の細江大樹が、地域密着を重視しながらさまざまな法律問題に向き合っています。私の目標は、敷居が高いと言われる弁護士という職業を、市民の方々にとって身近な存在にすることです。その意味でも遺産相続の分野は、身近な家事問題でもあり、当職としても注力分野のひとつとしています。

遺産分割の争いは、当事者間での感情のもつれに発展することが少なくありません。それを弁護士が代理人につくことで、冷静な視点で先を考え、感情論でなく法律的な捉え方で解決をはかっていくことができます。

当事務所では、事前にご予約いただければ、平日夜間や、土日祝日でのご相談もOKで、可能な限りご都合に合わせて相談日時を決定いたします。当サイトを見て相談に来られた方は初回相談料無料。当事務所の入口前のスペースはお客様用の駐車場になっていますので、お車でも安心してお越しください。

不動産をお持ちの方の相続対策に強み

他士業との連携によって最適な対処法をご提案

不動産の相続については、現預金と違ってすんなり分割できないケースが多々あり得ます。山形では持ち家率が高く、先祖代々の家・農地・山林などの不動産を所有している方が多くおられるのです。相続対策を怠ったために、それらの不動産が十分に活用されなくなってしまうのは、非常に不幸なことだといえます。

不動産の財産の相続としては、売却して販売する換価分割のほか、そのままそこに暮らす相続人が代償金を支払って相続するケースなどさまざまです。当事務所では、税理士、司法書士、土地家屋調査士、保険会社等の他の専門家とも日ごろから緊密に連携しており、不動産を含む遺産分割についても最適な対処法をご提案いたします。

相続財産をしっかり調査することが重要

マイナスの財産が多いときは「相続放棄」を検討

遺産の中に借金などの負債が含まれている場合には、相続放棄をすることによって相続を避けることが必要になります。ただ相続放棄をすると、プラスの財産も受け取れなくなりますし、手続きには相続開始を知った時から３か月以内という期限もあるので注意が必要です。マイナスとプラスの財産を勘案して、メリット・デメリットを慎重に判断する必要がありますのでご相談ください。

その意味でも遺産分割の前には、相続財産の中身を明確に把握することが欠かせません。遺産相続が発生したら、財産調査や相続人調査を丁寧に行うことが必要になりますので、まずは弁護士に相談されることが重要といえるでしょう。

争いがない場合でも、弁護士を活用して円滑な相続を

弁護士というと、争いやトラブルになったときに解決のために依頼する、というイメージが強いかもしれません。でもそれだけではなく、相続に関する生前対策や、被相続人が亡くなったあとの相続人調査・財産調査など、紛争になっていないような事案についても、ぜひ活用いただきたいと思います。

早い段階から弁護士に依頼いただくことで、争いを防ぎ、円滑な相続手続きが実現できる…というメリットが得られます。紛争の要素がないような相続の場合でも、遺産分割協議が必要なケースが多くあります。争いになっていない中でも、ぜひ弁護士を活用ください。

会社経営者の相続対策もお任せ

事業承継が絡むような相続案件にも積極的にご対応

個人だけでなく企業についても、とくに山形の場合には、家族経営の中小企業が大半を占めています。しかしながら、会社の株式や、創業者個人から会社に貸していた不動産を誰が受け継ぐか等の相続対策を怠ったために、創業者の死後にトラブルが起き会社が立ち行かなくなってしまうことが少なくありません。

そのようなトラブルによって、従業員の生活や取引先の経営にまで悪影響が出たり、素晴らしい技術を持った企業が存続できなくなったりしてしまうのは地域にとっても不幸なことです。当事務所では、事業承継が絡むような経営者の方の相続案件にも積極的に対応していますので、生前における対策も含めてぜひご相談ください。

「特別代理人」や「相続財産管理人」の経験も

当事務所は、相続人に未成年者がいたことでの「特別代理人」の選任が必要になった案件の経験もあります。また、生命保険代理店等で従業員向けの相続法研修の講師を務めたほか、裁判所から「相続財産管理人」の指定を受けた実績も有しています。専門性の高いノウハウを外部に評価され、さまざまなサポートをご提供しています。

相続紛争を避けるには「遺言書」の作成がカギ

もめない遺言書にするには「公正証書遺言」がおすすめ

相続に関する紛争を避けるには、生前に「遺言書」を作成されることをおすすめします。遺言書は基本的に、遺言者の要望を反映することが前提になります。自筆証書遺言は、法律知識がない方が作成すると形式面をみたしておらず無効になる可能性があります。遺言書は相続後の争いを防ぐことが目的でもありますから、トラブルにならない形式や内容で残すことが重要です。そのためにも、遺言は「公正証書遺言」でつくることをおすすめします。

公正証書遺言は公証役場で証人のもとで作成し、原本を保管してもらえます。そのため紛失や偽造、改ざんなどの心配がなく、後になって遺言作成能力の有無を問われる可能性も低くなります。安全・安心な遺言書を作るために、当事務所で公正証書遺言の作成サポートを行っていますのでお任せください。

遺言や保険、信託等の仕組みを活用して争いを防ぐ

弁護士は問題解決のプロフェッショナルであり、どのような紛争リスクがあるかをイメージしながら、それを予防する視点で遺言の中身を検討できるのがメリットのひとつです。よくある「遺留分」によるトラブルなども事前に回避することができますから、まずは一度気軽にご相談いただければ幸いです。

当職は、故郷である山形に相続による不幸が起こらず、次世代に財産や伝統が受け継がれていくことのお手伝いができればと考えています。遺言や保険、信託等の仕組みを活用して、争いのない相続の実現をめざしますので、どうぞご相談ください。

樹氷の森法律事務所からのアドバイス

生前対策や相続に関する調査や手続きについても気軽にご相談を

相続トラブルを防ぐには、事前対策がとても大事です。特に不動産をお持ちの方、会社の経営者の方は、遺言等による相続対策をおすすめします。遺産分割における相談のほかに、生前対策や相続に関する調査や手続きについても気軽にご相談いただければ幸いです。また、遺産分割や遺留分などでトラブルになってしまった場合の調停や訴訟も対応しておりますので、その点もご安心ください。

弁護士費用の詳細について