不倫相手が妊娠してしまった!今後取るべき行動について解説
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不倫相手の妊娠を知ったとき、とるべき行動とは?
もし不倫相手が妊娠した場合、まずは落ち着いて以下の点について確認しましょう。
本当に妊娠していることを確認する
医師の診察を受け、妊娠の有無を確認
不倫相手から「妊娠している」と言われても、本当に妊娠したのかどうかを確かめるまでは、勘違いしている可能性もあります。不倫相手がすでに産婦人科で妊娠を確認したのであれば、その診断書を見せてもらい、まだならすぐに産婦人科で妊娠しているかどうかを確かめましょう。
妊娠がはっきりした場合は、不倫相手とじっくり話し合う
不倫相手の妊娠が確かだとわかった場合は、これから先どうするかを、不倫相手とじっくり話し合わなくてはなりません。
不倫相手は、あなたが妻と離婚をして自分と再婚してくれることを、以前から望んでいたでしょうか?もしそうだとしたら、この妊娠をきっかけに、早く離婚することをより強く望んでくる可能性は高いでしょう。
不倫相手が再婚を望んでいなかった場合は、心痛を察してあげることが大切
あるいは、あなたが離婚することを、不倫相手が最初から望んでいなかったという場合もあるかもしれません。仕事をもってバリバリと働いていた女性なら、「結婚せずに仕事と恋愛に生きる」という選択肢もあり得るでしょう。
もし不倫相手が再婚を望んでいなかったとしたら、妊娠していることがわかって一番ショックを受けているのは、不倫相手自身かもしれません。なぜなら、生まれる赤ちゃんが非摘出子となってしまう上に、妊娠・出産することで仕事を続けることすら難しくなるからです。
妊娠・出産によって、自立した生活ができなくなることへの恐怖
男性に頼らずに生きていこうとしていた人が、妊娠したことによって頼らざるを得ない状況に追い込まれた辛さと恐怖。それをわかってあげられるのは、あなたしかいません。
もしかしたら不倫相手は、妊娠・出産後に起こり得ることのあまりの大変さから、「生まない」という判断を下すかもしれません。そのときは、その辛さをしっかりと受け止め、寄り添ってあげることしかできないでしょう。
妊娠中絶は本来あってはならないことですが、不倫相手が強く望んだ場合、せめて妊娠中絶費用やそれに関わる費用(おおよそ15万円ほど)をあなたが支払うのは、当然のことです。
自分自身はどうしたいのか、その決心を固める
もしも不倫相手が妊娠によって再婚を強く望んできた場合は、“自分自身がどうしたいか”が、非常に重要です。あなたは、不倫相手といずれ再婚したいと思っていたでしょうか?それとも、ただ恋愛を楽しんでいただけでしょうか?いずれ再婚したいと思っていたなら、不倫相手の妊娠という事実を前に、どうするつもりなのかを決断する時期がきたといえるでしょう。
もちろん、「不倫相手が妊娠したから離婚してほしい」と妻に言ったからといって、妻が納得するとは限りません。「NO」という返事が返ってくれば、再婚することは諦めなければならないのです。ただし、結果がどうなるかは別として、あなた自身の気持ちを固めるときが今だということは事実です。
また、不倫相手が妊娠しても再婚を望まず、認知のみを求めてきたときも、やはりあなた自身の気持ちが重要です。軽々しく「わかった」などと口先だけで言うのではなく、認知をするにはそれなりの覚悟が必要だということを、まずは理解しましょう。
不倫相手が妊娠した場合に考えられる選択肢
- 妻とは離婚せずに、子どもの認知のみを行う
- 妻に離婚を申し出て、不倫相手と再婚する
- 不倫相手にひたすら謝罪し、子どもを認知できないことを伝える
妻とは離婚せずに、子どもの認知のみを行う
認知とは、子どもの父親であることを認めることです。子どもを認知すると父親は法律上の親子関係になり、扶養義務が生まれ、子どもは父親の遺産相続の対象になります。戸籍に父親の名前は記載されますが、婚姻関係にないので、子どもは「非摘出子」となります。
妻に離婚を申し出て、不倫相手と再婚する
不倫相手の妊娠をきっかけに、妻に離婚を申し出る場合は、高額の慰謝料や養育費などの支払いが生まれることは避けられません。相応の財産分与も求められ、親権は当然ながら母親にいきます。
不倫相手にひたすら謝罪し、子どもを認知できないことを伝える
不倫相手が妊娠しても、妻との離婚も子どもの認知もしたくない場合は、もう不倫相手にひたすら謝罪するしかないでしょう。
認知ができないと、子どもは非摘出子となるだけでなく、子どもの戸籍に記載する父親の欄も空欄になります。当然ながら妊娠した赤ちゃんは、不倫相手が自分ひとりで育てることになります。たった一人で子どもを産み育てることの大変さが推測できる女性なら、妊娠中絶という選択をするかもしれません。
不倫問題に強い弁護士に相談する
弁護士とよく話をして、事情を理解してから妻との話し合いに臨むこと
さて、あなた自身の意向が固まった後は、どうすれば良いでしょうか?「妻に不倫相手の妊娠を打ち明ける」と思うかもしれませんが、そうではありません。妻に離婚を申し出るにしても、認知の手続きを行うにしても、まずは弁護士に相談してからにした方が賢明です。
なぜなら、不倫相手が妊娠したという事実は、妻にとっても天地がひっくり返るほどの衝撃だからです。あなたが何の解決策もないまま不倫相手の妊娠を告げれば、妻は逆上してあなたを罵倒し、話の収拾がつかないまま大喧嘩になる可能性が大です。
それよりは、弁護士とよく話をして事情を理解した上で、「自分は妻にどこまで謝罪できるか」を明確にしてから話をした方が良いでしょう。
当サイトで不倫問題に強い弁護士をピックアップ
当サイトでお住まいの地域を選択し、不倫問題に強い弁護士事務所を、何件かピックアップすることをお勧めします。数人の弁護士から法律相談を受けることで、さまざまな観点から解決策を考えることができます。弁護士を間に立てて話し合う場合は、その中から一番相性の良い弁護士を選び、依頼をすると良いでしょう。
不倫相手の妊娠を打ち明け、心から謝罪しましょう
自分の決心が決まり、弁護士に相談をして妻への謝罪方法も考えたなら、いよいよ妻に事実を打ち明けるときがきました。自宅のリビングで突然話を切り出すよりは、ホテルのラウンジなどのゆったりした場所を設定し、じっくりと話し合う方が良いでしょう。
外の場所に誘うことで妻も「これは何かあるな」と察するので、事前にその気構えがあると、不倫相手が妊娠したことを告げたときのショックも和らぎます。ホテルのラウンジならつかみ合いの喧嘩もできないので、修羅場を避けることもできるでしょう。カンの鋭い妻なら、夫から「話したいことがある」と言われた時点で、ある程度の覚悟をもつはずです。
妻に心から謝罪する気持ちを忘れることなく、何を言われてもひたすら我慢し、妻の言いたいことはすべて聞くという姿勢が、より良い解決へと導きます。そして、具体的な事柄に関しては、後日弁護士を通して行うのがベストです。
不倫相手の妊娠を知ったとき、妻がとるべき行動とは?
今度はその逆に、夫の不倫相手が妊娠した場合の、妻の対処法をご紹介しましょう。夫からの突然の告白!でも、夫を責めるだけでは事態は好転しません。
冷静に事態を受け止めて
ある日突然、降って湧いたような夫の「不倫+不倫相手の妊娠」発言! 不倫の事実だけでもショックなのに、さらに子どもまでできたとあっては、逆上するなと言う方が無理かもしれません。
泣きたいときは思い切り泣き、責めたいときは思う存分夫を責めると良いでしょう。無理をして物わかりの良い妻を演じる必要はありません。あなたの知らないところで、夫は不倫関係を結んだ挙句、不倫相手の妊娠によって自ら墓穴を掘ったのですから。
しかし、しばしの間夫を責め、泣きたいだけ泣いた後は、できるだけ冷静に事態を受け止めましょう。これ以上泣いて騒いで夫を責めても、事態が好転することはないのですから。
夫の意向を聞き、自分はどうすべきかを冷静に検討する
ご主人は「離婚したい」と言ったでしょうか?それとも「子どもを認知したい」と言ったのでしょうか?離婚したいと言われた場合、あなたがそれを望まなければ、離婚は成立しません。そのときは、きっぱりと離婚を断るべきです。その上で、不倫相手とのことをどうすべきか、冷静に検討しましょう。
また、「不倫相手が妊娠した以上、夫とはもう暮らせない。離婚したい」という場合は、離婚のための交渉をする必要があります。慰謝料・養育費・親権・財産分与など、離婚によって決めなければならないことは沢山あります。
離婚をしなくても、慰謝料を請求することはできる
たとえ離婚をしなくても、夫や妊娠した不倫相手に対して、慰謝料を請求することはできます。あなたの言いようのない悔しさを、お金という代償で償わせることでひと区切りがつくなら、それもひとつの方法ではないでしょうか。
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認知を許す代わりに、「二度と会わないでほしい」と要求する方法もある
また、「妊娠した子どもを認知する代わりに、二度と不倫相手やその子どもと会わないでほしい」と要求するのも、ひとつの方法です。子どもの認知に関しては、夫も父親としての責任があり、避けられないところでしょう。その代わりに二度と会わないと約束するのであれば、ここは涙をのんで許し、もう一度夫とやり直すという選択をする人もいます。
弁護士にすべてを話して、最良の解決策を
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この問題はご主人とあなたの関係だけではなく、不倫相手や妊娠した子どものことまで深く関わってくるので、自分一人で解決するのはかなり難しいでしょう。数人の弁護士から法律相談を受け、その中から一番信頼できる弁護士を選び、間に立ってもらうのがベストの方法です。
不倫相手の妊娠に関するまとめ
不倫相手が妊娠したことを告げられたときは、目の前が真っ白になるほどの衝撃を味わうことでしょう。しかし、衝撃を受けると同時に、決断しなければならないことも待ったなしでやってきます。ここは心を強く持って、これ以上深く傷つかないための最良策を考えることです。
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