離婚する勇気を出すために知るべき5つのこと!決断で離婚に踏み出せない自分を変えよう!
「離婚したくてもできない」「どうしても勇気が出ない」そんな“離婚への一歩”を踏み出せない自分に、イライラしている人もいるのではないでしょうか?
たしかに離婚は、とても大変な決断です。でも、自分の心の声に正直になったとき、重い一歩が踏み出せるかもしれません。
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離婚を決断するためにはお金の算段をしっかりとつけておく
離婚後の経済力は、絶対に必要!
「主人とはもう一緒に暮らせない。絶対に離婚したい!」と思っても、お金も住む場所もなく、大海原に飛び出していくわけにはいきません。自分名義の資産でも十分にない限り、経済力の土台なしに離婚できないのは、当然のことです。それは離婚する勇気が無いのではなく、極めて賢明な判断だといえます。
離婚する時点で安定的な収入がない人は、しばらくは今の状態のまま何とか我慢し、経済力をつけるための準備を始めましょう。たとえば看護師の資格を取ったり、介護福祉士や保育士の資格を取れば、離婚後に確実に収入を得ることができます。
離婚慰謝料はできれば使わず、今後の生活のために取っておきたい
離婚後に慰謝料を当面の生活費にあてて資格を取るという方法もありますが、慰謝料としてもらえる額はせいぜい100万円~200万円程度。資格取得のための給付金が出たとしても、二年間ほどある学業期間を慰謝料と補助金だけで凌ぐのは、非常に心細いかと思います。
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それよりは結婚生活を続けている間に資格を取り、その上でしっかりとした足取りで離婚に向けて進む方が、自信を持って「離婚したい」と相手に告げられるでしょう。慰謝料はできるだけ使わずに取っておいて、今後何かあったときの緊急資金にしておくのが賢明です。
すぐに離婚しなければならない事情があれば、給付金を利用する
「夫のDVが激しく、このまま一緒にいると子どもに悪影響を及ぼす」「夫のパワハラにもう耐えられない。このまま離婚せずにいると、精神的におかしくなりそう」いうような緊急事態の場合には、離婚を先延ばしにするわけにはいきません。その際は、慰謝料と財産分与・養育費を取れるだけ取って、離婚後にがんばるしかないでしょう。
厚生労働省では「高等職業訓練促進給付金」という制度を設けており、シングルマザーやシングルファザーが看護師や介護福祉士の養成学校に通う際、所得によって上限3年間まで7万5千円または10万円の給付金を支給してくれます。このお金と慰謝料・養育費・児童扶養手当などを合わせて、がんばって資格を取り、一家を支えられるだけの仕事を見つけることです。
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企業内保育所も、少しずつ増加傾向に
「看護師や介護福祉士ではなく、一般企業に勤めたい」と考える人もいるのですが、子育て中の身で正社員の仕事を見つけられる人は、ほんのひと握りです。最近は政府の「働き方改革」の影響もあって、企業内保育を行って積極的に子育て中の人材を採用する企業も増えてきました。今後はこうした企業も少しずつ増加するでしょうが、まだまだ現状では少数派なので、離婚前にそれをあてにすることはできません。
しかし、企業内保育所は休憩時間などに子どもと面会できるので、子どもの安心感が違います。保育所を完備した就職先を探して、もし上手く入社できれば、長く勤め続けることができるでしょう。
生活習慣を整え健康な身体を維持しておく
健康でなければ、離婚後の生活は破綻する
「離婚したくてもできない」という気持ちの裏側に、健康への不安が潜んでいる場合もあります。「もしも別れた後に自分が病気などしたらどうしよう」と思うと、不安でいっぱいになって離婚に踏み切れないのは、当たり前のことでしょう。
これは離婚する人に限ったことではありません。たとえ夫婦で十分な貯金を持っている家庭でも、夫が倒れて病気が長引くことで、あっという間に貧乏になってしまうこともあるのです。ましてや離婚をして自分の手で子どもを育てていこうとする人は、「病気をしたら人生終わり」というくらいの覚悟を持っていなければなりません。
「夫と絶対に離婚してやる」と思いながら、毎日夜更かしをしてコンビニフードを食べていたりすれば、いつか体調を崩すのは目に見えています。生活習慣を整え、心身共に健康な身体をつくれたときに、はじめて「離婚しても大丈夫」という確信を持つことができるでしょう。
健康を保ち続けるために、心がけておきたいこと
今までは病気をすれば家で寝ていることもできましたが、離婚後は健康を保ち続けることが絶対条件です。そのためには、下記のことを心がけることが大切です。
① 栄養バランスの整った食事
朝・昼・夜と時間を決めて、栄養バランスの整った食事を摂りましょう。ダイエットのために糖質制限に走ったり、暴飲暴食をしたりすると、長い目で見て健康を害することになります。
② 十分な睡眠
夜更かし・朝寝坊は健康の大敵です。早寝早起きを心がけ、十分な睡眠を取りましょう。
③ 適度な運動
運動不足になると代謝が悪くなり、免疫力が落ちて病気にかかりやすくなります。軽いストレッチやウォーキング、家事で身体を動かすなど、適度な運動を心がけましょう。
離婚の決断には気力が必要だと知っておく
大変な時期だからこそ、モチベーションを保つことが大切
離婚をするためには、非常にたくさんのエネルギーが必要です。気弱な心では、いつまでたっても離婚を実現することはできません。では、どうすればこの大変な時期に、自分のモチベーションを高く保つことができるのでしょうか?
離婚後に楽しく暮らす風景をイメージしてみる
人間、どうしても楽な方に流れていきやすいという性質をもっています。どうなるかわからない天国よりも、勝手知ったる地獄にいた方が、自分としてはやっぱり楽なのです。
行動を起こすときには必ず“変化”が伴うので、怖いし辛いし不安だし、「避けて通れるものなら避けてしまいたい」と思うものです。でも、そうやって避け続けることで、いったい何が良くなるでしょうか?人間はより良くなるために生きているのに、何も変えることができずに不幸の吹き溜まりにい続けて、人生の最期を迎えたときに「これで良かった」と思えるでしょうか?
答えは「NO」です。結婚相手とやり直すことが100%不可能ならば、ここはもう自分自身の“心の声”に正直になり、変化を恐れずに前進するしかありません。
離婚した後に、自分と子どもたちが楽しそうに暮らしている風景をイメージしてみましょう。ただの空想ではなく、現実に起こり得る風景です。そして「そんな暮らしを必ず実現するんだ!」という、前向きな思いを持つことです。
嘘のない生活が、子どもを健やかに育てる
離婚をすれば世間体も悪くなるでしょうし、子どもは“ひとり親家庭”というレッテルを張られながら歩いていくことになります。しかし、経済的に何とかやっていけるのであれば、むしろその方が子どもはスクスクと育ちます。なぜなら、家庭の中に“嘘”や“仮面”がないからです。
「自分がしっかりしなくては」という気持ちも生まれるので、子どもの自立意識も高まるでしょう。つましい生活は、物を大切にする心を育んでくれます。離婚によって失うものもあれば、得るものもあるということです。
決断を迷ったら誰かに離婚相談をするのもアリ
親身になって話を聞いてくれる人に、離婚を思い切って打ち明ける
「本気で離婚を考えているけれど、どうしても自分だけでは決心がつかない」というときは、誰かに相談してみるのも、ひとつの方法です。知り合いの中で、親身になって話を聞いてくれる人がいれば、思い切って打ち明けてみるのもよいでしょう。
ただし肉親や兄弟姉妹は、あまりに関係が近すぎて、冷静なアドバイスがもらえないかもしれません。また、不幸な人生を歩んでいる友人も、逆に不幸のオーラに引き込まれる危険性があるので、避けた方が賢明です。幸せな人生を歩んでいる人に相談することで、幸せへの道筋が見えてくるものです。
法律的な部分に関しては、弁護士に相談を
精神面のアドバイスは知り合いでも大丈夫ですが、法律的な部分に関しては、いろいろ忠告されても参考までに留めておきましょう。専門的なことは弁護士に相談しないと、「こんなはずじゃなかった」ということになりかねないからです。できれば当サイトから離婚に強い弁護士を選び、法律相談を受けることをお勧めします。
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