離婚したいと思ったら?離婚したい理由ランキング1位から5位をご紹介します
今すぐ離婚したい!と思ってもすぐに離婚成立することは難しいものです。話合いがまとまれば協議離婚、成立しない場合は離婚調停、離婚裁判と争う場所を変え離婚成立を目指すことになります。
そこで本記事では「離婚したい」と考えている人に多い理由と、実際に離婚をする場合の注意点などについてご紹介します。
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まずは離婚したい理由を整理しよう
まずは、離婚したい理由について内容を整理しましょう。離婚したい理由がまとまれば、何をすべきか、どのような話合いをすれば良いのか「取るべき行動」が見える化できます。
離婚したい理由を整理する
- なぜ、夫と離婚をしたいのか?
- 離婚をしたら、どのようなメリットがあるのか。
- いつ離婚したいと思い始めたのか(きっかけは?)
- 相手も離婚したいと思っているのか、相手の気持ちは
- 子どもはどう思っているのか、分かれた方が幸せなのか
他人のことは良く理解できても、自分の気持ちというのは、案外「自分が一番分かっていない」のかもしれません。このため、離婚したい理由を箇条書きにまとめていくと、今後「どのような行動が必要なのか」スッキリとした状態で理解できます。
紙に書くのは面倒かもしれませんが、スマートフォンやパソコン、携帯電話のメモ機能を使っても構いません。気が付いたタイミングで、自分の気持ちを書き出すようにすれば、「普段思っていること、感じていること」の全体像が見えてきます。
これら「気持ち」の部分が理解できたら、次に「行動内容」をメモにまとめていきましょう。
離婚後に必要な行動は?
- 離婚をしたら生活費をどのように工面するか。
- 離婚後、どこに住むのか
- 子どもの親権、子どもの養育費は誰が負担するのか
離婚をした後、生活費をどのように工面するのか。女性の方にとっては、何より大切なことです。夫婦共働きで暮らしてきた人は、収入が一気に減るのですから、気が気でないでしょう。
そして、離婚後どこに住むのか「住まいの問題」も解消する必要があります。今住んでいる場所を出て行く人は、新たな住まいを借りる(または購入する)のに、大きな資金が必要になるでしょう。
このほかにも、引越代金、家具や日用品(生活必需品)の購入費用なども、別途必要になるので想定以上に「お金が必要」になります。
離婚したい理由で一番多いのは?
男女は永遠に「お互いを理解できない」という言葉は本当なのかもしれません。ここで離婚理由として最も多い答えを1位〜5位までを見てみましょう。
第1位 | 会話が無い、話が弾まない |
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第2位 | 夫が浮気・不倫をしている |
第3位 | ケンカが絶えない、言い争いをしてしまう |
第4位 | 性生活の不一致(夜の生活がない) |
第5位 | 夫の借金、ギャンブルなど |
妻は、夫との会話を楽しみたいのでしょう。しかし夫は日中の仕事で、夜にはクタクタになって(疲れて)帰ってきます。結果、会話が弾まないというのは仕方が無いことですが、女性にとっては許せないことの様です。
なお、夫が浮気・不倫をしているという問題(不貞行為)については、弁解の余地はありません。不倫や浮気は婚姻関係を破綻させる原因であり、裁判所も離婚原因として認めています。
3位の喧嘩が絶えない、言い争いをしてしまうと言うのは「性格の不一致」に含まれるでしょう。
4位の性生活の不一致、これも離婚理由として認められる項目です。5位の借金については、婚姻を継続しがたい理由(婚姻関係を破綻させた)であり、離婚原因とすることが可能です。
離婚成立までの流れ
「離婚したい」アナタに知っておいて欲しい『離婚成立までの流れ』を説明します。
- 離婚の話し合い
⇒ まとまれば離婚成立(協議離婚)
⇒ 決裂した場合は調停の実施 - 離婚調停
⇒ 成立したら「調停離婚」となる
⇒ 決裂した場合は裁判の実施 - 離婚裁判
⇒ 成立したら「裁判離婚」となる
⇒ 決裂した場合は夫婦関係を継続させる
まずは協議離婚(きょうぎりこん)からスタートします。その後、離婚の話合いがまとまらない、調停での話合いが決裂した場合には、離婚調停から裁判調停へと移ります。
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どの方法でも「不成立」となった場合には、夫婦関係を継続させる必要があります。しかし、一旦争った相手と復縁できるのでしょうか。裁判で負けた場合には、夫婦関係の継続が強いられるとは何とも不可解なことです。
国内離婚者の大半は、協議離婚をしていた
基本的には、話し合いで離婚について交渉をします。これを協議離婚と言い、国内で離婚をする夫婦のほぼすべてが「協議離婚」で婚姻関係にピリオドを打っています。
また協議離婚で話合いがまとまらない場合は、家庭裁判所にて「離婚調停」を行いますが、ここでも話し合いが決裂した場合は「裁判離婚」と言い、家庭裁判所にて裁判が行われます。
離婚にかかる費用
離婚にかかる費用には、協議離婚であれば0円ですが、婚姻費用(婚姻中の生活費)、離婚後の慰謝料や養育費があります。
また弁護士に依頼し、離婚手続を進めてもらう場合には、相談料や着手金、報酬などを支払う必要があります。弁護士費用の目安については、以下の記事をチェックしてください。
夫の浮気が原因で離婚したい人
夫の浮気が原因で離婚したい人は、相手に対し慰謝料を請求しましょう。本記事の冒頭で紹介した「妻が離婚をしたい理由ランキング」2位に夫の不倫・浮気が上がっていました。
実際にモテる男性ほど、浮気や不倫をする危険は大きくなります。相手が不貞行為に及んだ場合には、必ず「精神的苦痛を受けた」ことに対し、慰謝料を請求してください。
慰謝料をもらわず離婚をする人がいますが、女性の場合少しでも「生活費の足し」になることをする必要があります。また夫の不倫や浮気で慰謝料を請求したい方は、下の記事を頼りに「慰謝料」を請求してみてください。
(慰謝料の)請求手続きが難しいという方は、離婚弁護士に一任しましょう。離婚弁護士の力を借りれば、有利な状況で慰謝料が獲得でき、場合によっては「相場よりも多くの慰謝料」が獲得できる可能性があります。
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離婚したいが子どものことが気になる方
お子さんのことが気がかりで、なかなか離婚に踏みきれないという方。子どもが大きくなるまでは、我慢をして一緒に暮らそうと、別居や離婚を諦めている方。これらの方々は、お子さんの「本当の気持ち」を察しているのでしょうか…?
子どもの気持ちは非常に繊細で(たとえ無言であっても)父や母が憎しみ合っている様子や喧嘩の雰囲気、イライラした状況をきちんと理解しています。
いつも夫婦喧嘩が絶えない…。このような状態で子どもを育てても、良いことは無く、むしろマイナス要素しかありません。お子さんを理由に離婚をしないというのは、結果お子さんの心を傷つける可能性もあります。
お金や親権、教育、養育費、住まいの問題だけで、離婚を踏みとどまっている方は、親子にとって、何が一番良いのか。親子で「落ち着いて生活できる」環境はどこにあるのか。冷静に考え直してみてください。
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離婚前に別居をするメリット
離婚が成立する前に、別居をするのには「メリット」があります。例えば、別居期間が長ければ、婚姻関係が破綻している証拠となり「離婚理由」として認められやすくなります。
もちろん、別居だけで「離婚原因」とするのは無理があるため、5年を目安として長期間の別居が必要です。また別居の事実以外にも「婚姻を継続しがたい理由」を申し立てる必要があります。
とはいえ、特別な理由が見つからず、離婚に踏みきれなかった夫婦にとっては、別居が離婚の第一歩と言えるでしょう。
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離婚したいが難しそう、離婚の話し合いが決裂したときには離婚弁護士に相談しよう
離婚をしたいのに、相手が受け入れてくれない、離婚交渉がまとまらない…。そんな時には、離婚弁護士に相談し「離婚問題」の早期解決を目指しましょう!
離婚弁護士に相談すれば、有利な条件で婚姻費用の請求、慰謝料、養育費、親権などの項目を納得できる条件になるよう交渉してくれます。
また離婚理由(性格の不一致、浮気や不倫、借金・財産分与)についても、法的観点から適格なアドバイスを与えてくれます。悩みが深刻化する前に、ぜひ信頼できる弁護士さんに相談しましょう。
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