船崎法律事務所

船崎法律事務所の強みと特徴

遺言・相続の問題に積極的に取り組む弁護士

多くの当事者間の合意をはかるプロセスが得意

新潟県上越市の「船崎法律事務所」（代表弁護士・船崎昌幸）では、財産管理にかかわる分野を中心に、遺言・相続の問題も積極的に手掛けています。

当事務所はさまざまなトラブル解決のなかでも、多数当事者間の合意に向けた取り組みが得意で、遺産相続の分野はまさにそれに当てはまります。ご相談は、平日夜間や土日の場合も事前予約をいただければ柔軟にご対応。面談は初回無料でお受けしていますのでいつでも遠慮なくご連絡ください。

相続は人生の清算につながる重要な局面

当事者にとってプラスになるような解決策を提供

遺言・相続の問題は、被相続人の方の人生における清算局面であり、幅広い資料収集が必要なうえ、関係者が多数にのぼるなど専門性の高い分野です。当事者の方だけで解決しようとすると、財産の評価もれや相続人の範囲の確定の誤りなどが生じ、紛争が複雑・長期化してしまうことが少なくありません。

当事務所では、依頼者の方のお話をまずはじっくりとお聴きし、ふさわしい合意案の形成に向けた努力をしていきます。その結果、争いにならずに話し合いが短期間で収束し、それぞれの当事者にとってプラスになるような解決策をご提供できます。

親族間にしこりを残さない解決を目指す

被相続人による生前からのプランニングが重要

遺産相続は言うまでもなく、親族間の問題です。遺産分割協議で勝っても負けても、親族関係というのはその後も続くもの。乱暴な解決方法に委ねてしまうと、ずっとしこりが残り続けてしまいます。そうしたことにならないよう、依頼者にとっての親族間の関係性を考えながら対応することが必要です。

そのためにも遺産相続は、被相続人による生前からのプランニングが必要で、それが争いを生じさせないための大切なポイントといえます。だからこそ被相続人の方には早めの相談をお願いしたいと思います。

相続対策として有効な遺言書の作成

遺言書は公正証書で作成するのが無難な方法

相続対策として代表的なものに遺言書の作成がありますが、遺言書の作成においては、相続税の負担や預貯金の解約がスムーズにいくか、また残った相続人間に争いの起こらない条項になっているか…といった点に留意します。

そして遺言書は、公正証書で作成するのが一番無難な方法です。公正証書にすることで、遺言書の作成についての争いが起こる余地がほぼなくなるといえます。後になって、遺言能力の有無を問うような争いに発展するのは避けるべきですから、信頼のおける方法で遺言書も作っておきたいところです。

生前から有効な財産管理をトータルアドバイス

当事務所では遺言書の作成は、相続人調査や財産調査に始まり、文言の作成から遺言執行までトータルで手掛けます。特に遺言執行までを弁護士が担うことで、公平かつ適正な遺産分割を行うことができますので有用でしょう。

また最近では、事前に「信託」の手続きによって財産の管理を弁護士に委ね、被相続人を含めた家族が安心して生活していけるような措置を講じておくことが有効な場合があります。当職で生前からの財産管理の方法をトータルでアドバイスしますのでご利用ください。

遺産分割におけるトラブルには…

紛争化しやすい「寄与分」や「特別受益」

遺産分割の局面で紛争化しやすい例としては、被相続人と同居する相続人からの「寄与分」の主張や、相続人の誰かが生前すでに一定の贈与を受けていた場合の「特別受益」の問題などが挙げられます。

寄与分とは、被相続人の財産の増加や維持に特別の働きをした相続人に対して、相続財産を有利に分割して公平をはかるもの。よく主張されるケースに介護型の寄与分があり、被相続人が寝たきりなどの場合に、通常を大きく超える介護や看護の貢献をした場合に考慮されます。

また特別受益の場合はそれが認められると、すでに受けている贈与や遺贈の分を相続財産に持ち戻して計算し直し、他の相続人に不利にならないように相続分を再算定することになります。

調停よりも任意交渉での解決を目指したい

こうした問題の解決は、裁判所を介した調停での合意を目指すことも時には有効ですが、それ以前に、相続人間での遺産分割協議でどれだけ穏便に合意がはかれるかが大切ともいえます。当事務所では多数当事者間の合意形成に向けたアプローチを得意にしており、調停や審判など裁判所に委ねるよりも、遺産分割協議での任意交渉で解決をはかる例が多くあるのです。

そのほうが依頼者の方にとっては費用の負荷が軽減され、解決までにかかる時間も短縮されます。当事務所の交渉力は、特に相続人間の任意交渉で有用といえますので、遺産分割の局面ではぜひ早めに相談いただければ幸いです。

また、相続税が発生するような大きな相続案件においては、税理士と連携して対応することも可能ですのでどうぞお任せください。

船崎法律事務所からのアドバイス

被相続人の方は事前の準備を早めに行ってほしい

遺産相続の問題は、「事前に準備ができる」ことが他のトラブル解決とは異なる部分といえます。財産の中身や相続人が誰であるか、またその関係性がどうであるかを弁護士が事前に把握することで、起こり得るトラブルの内容がある程度予測でき、その予防策を講じることができる場合が多いのです。

また相続は、その規模の大小はともかくとして、親はいずれ亡くなるという意味ですべての方に該当してくる問題です。だからこそ、被相続人の方はご自分の問題として自覚され、事前の準備を早めに行うことが必要でしょう。ぜひ弁護士に早い段階から相談をいただき、争いの起こらない相続を実現していただきたいと思います。