借金返済・相談は弁護士へ|費用を払ってまで弁護士に依頼する理由は?

借金

借金問題を抱えているととても苦しいものですが、弁護士に相談をすると、嘘のように解決できます。債務整理とはどのようなもので、どうやって利用すれば良いのでしょうか?

今回は、債務整理や借金の悩みを弁護士に相談して解決する方法をご紹介します。

借金返済・相談は弁護士へ依頼するのが最適

ローン返済

消費者金融、クレジットカード、銀行カードローン、住宅ローン、教育ローン、車のローン、奨学金など、世の中にはいろいろな種類の借金があります。

あらゆる機会に借金を利用するきっかけがあるので、今はどのような人でも簡単に借金してしまいます。人それぞれの事情はありますが、借金がかさむと返済が苦しくなりますし、返済出来なくなったら債権者から厳しい督促が来て、精神的に疲弊してしまいます。

このように借金返済ができなくなった場合、夜逃げする、ひたすら督促を無視する、おまとめローンを利用するなどさまざまな対処方法が考えられます。

しかし、もっともおすすめなのがタイトルにもある通り弁護士への相談なのです。

10年、20年借金問題に悩み続けていた人でも、弁護士に相談すると嘘のように借金問題が解決するというケースは多いです。また、「今までの苦しみは何だったのだろう…」と感じる人も多いです。

300万円の借金が一瞬で貯金になった方も

これまで15年に渡り生活費や子供の教育費のために借金をし、300万もの借金を背負っていたTさんがいました。

Tさんは消費者金融数社に借金をしていたのですが、とうとう首が回らなくなり弁護士に相談したところ、多額の過払い金が発生していることが分かったのです。

法定利率で引き直し計算をした結果、15年に渡って発生した計400万もの過払い金を獲得し、借金300万円を完済したどころか100万もの貯金を得ることに成功したのです。

このように借金のある方が弁護士に相談することで、借金生活から脱出できるだけでなく金銭が発生するケースは珍しくありません。

弁護士に借金返済・相談をすることで使える債務整理の方法

任意整理

任意整理とは、サラ金などの債権者と直接話しあうことによって、借金の返済条件などを変更して支払い可能な範囲に減額し、借金を整理する手続きです。

任意整理をするときには裁判所を利用しないので、債権者と話しあって柔軟な解決をすることができます。

任意整理のメリット

任意整理をすると、債権者との合意後に発生するはずの将来利息を全額カットしてもらうことができます。今借金返済をしている人は、毎月の支払いに利息を乗せて支払っているはずですが、この利息支払いが減るので、借金返済の総額が大きく抑えられます。

また、過去に高額な利息を払っていた人の場合、任意整理をすると過払い金が発見されて、金融業者に対して過払い金請求をすることができるケースもあります。

任意整理なら、保証人がついている借金や友人・親戚などから借りた借金を外して手続きすることができるので、これらの人々に迷惑をかけることもありません。このように、非常に効果的であるにもかかわらず、裁判所を使わないため必要書類なども少なく手続きが簡単で利用しやすいです。

特定調停

特定調停とは

特定調停とは、簡易裁判所の調停手続きを利用して、債権者と話合いをすることにより、借金の支払い条件を変更してもらって借金整理をする手続きです。

任意整理の話合いは債権者と直接交渉するものですが、これを簡易裁判所の調停で行うようなイメージです。

特定調停のメリット

特定調停をするときには、簡易裁判所の調停委員が債権者との間に入ってくれるので、債権者と直接話をする必要がありません。債務者と債権者が直接話をすると、どうしても債権者の立場が強くなって債務者が不利になりがちですが、特定調停なら債務者も債権者と対等な立場で話し合いをすすめやすいです。

また、特定調停は、裁判所を利用する割に必要書類も少なく、申立などの手続きも簡単です。そこで、特定調停を弁護士に依頼せず、自分で手続きする人もたくさんいます。自分で特定調停をすると、弁護士費用をかけずに借金問題を解決できるメリットもあります。

個人再生

個人再生とは、裁判所に申立をすることにより、借金の返済額を大きく減額してもらえる方法です。たとえば、1500万円までの借金であれば最大5分の1にまで減額してもらうことができます。

また1500万円~3000万円までなら300万円、3000万円~5000万円までの借金なら10分の1にまで減額してもらうことができます。

任意整理の場合には、借金の元本は減額してもらえないことが普通ですが、個人再生では元本ごと大きく削ってもらえるので、多額の借金がある場合にとても便利です。

個人再生は家を守れる

しかも、個人再生には住宅ローン特則(住宅資金特別条項)があります。これは、住宅ローンがある人の場合、住宅ローンはそのまま支払いを続けたまま、他のクレジットカードなどの借金のみを減額することによって、家を守りながら借金問題を解決できる特則です。

借金問題は解決したいけれど家は守りたいと言う人は多いので、住宅資金特別条項は非常に人気が高いです。

しかも個人再生の手続き開始決定が出ると、その後は給料の強制失効(差押え)ができなくなりますし、すでに行われていた強制執行も停止するので、すでに借金を滞納していて差押えを受けていたり受けそうになっている人にとっても非常にありがたいです。

ただ手続き後に債権者に対し、原則3年間の支払いが続くので、その支払いができるだけの収入は必要です。個人再生は、サラリーマンや公務員、自営業者などある程度安定した収入がある方におすすめと言えるでしょう。

自己破産

自己破産とは、裁判所に申立をして、借金返済義務を完全に0にしてもらうことができる手続きです。自己破産をすると、どれだけ多額の借金があっても完全に支払いが不要になります。

たとえば、借金が1000万円でも1億円でも10億円でも100億円でも、完全に支払い不要になります。これは、ものすごい効果です。

他の債務整理方法では多かれ少なかれ手続き後に返済が残ってしまうので、このように返済が完全に0になる自己破産には大きなメリットがあります。

自己破産のデメリットは意外と小さい

ただし、自己破産をすると、生活に最低限必要な以上の財産はいったん全部無くなってしまいます。(99万円分までなら財産を持ったまま破産できます)

もちろん自己破産後に得た財産は問題なく全部自分のものにすることができます。自己破産をしても、戸籍や住民票などに記載されることはありません。

よって海外旅行もできますし引っ越しもできますし、生命保険にも入れますし、携帯電話も使えます。世間で思われているほどのデメリットはないので、その絶大な効果に注目したら、借金問題を解決するためには是非ともご利用をおすすめしたいです。

費用を払ってまで借金返済・相談を弁護士に依頼すべき理由

弁護士

夜逃げとの違ってリスクがない

まず、弁護士に債務整理を依頼するとどのようなメリットがあるのか、夜逃げする場合と比較してみましょう。

夜逃げとは、借金を返済しないで引っ越しをして電話番号なども変えて、債権者から身を隠してしまうことです。夜逃げをすると債権者に居場所がわからなくなるので、探しようがなくなります。

すると、債権者からの督促がなくなって、借金問題が解決されるように思いますが、夜逃げをしても借金が無くなるわけではありません。

住民票を異動させるなど何らかのきっかけで居場所がばれたら、すぐに激しい督促が行われます。また、債権者に見つからないためには、住民票も異動できず、大々的に事業を行ったり目立つことをしたりすることができず、財産を得ると強制執行されるおそれがあるのです。

ただそのようなことは一生続けられるものではないので、いずれは破綻しますし、このように夜逃げをしていた時間は後から考えると非常にもったいないです。

根本的な解決ができる

弁護士に依頼をすれば数ヶ月~1年も手続きをすれば借金問題を根本的に解決することができます。債務整理は完全に合法的な方法なので、ひっそり生活する必要はありません。

引っ越しする必要もありませんし職場も替える必要がありません。堂々と生活を続けることができますので、家族にかける迷惑も最小限で済みます。

無駄にこそこそ隠れて生活しなくて良いので、大切な人生の時間が無駄になることもありません。夜逃げだと先延ばしにしかならないので雲泥の差です。

自分に応じた手続選択ができる

債務整理には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4種類がありますが、素人判断では自分のケースにどの手続きが一番向いているのかがわかりません。

債務整理は適切な選択をすれば効果的に借金問題を解決できますが、間違った手続きを選ぶとむしろいきなり財産がなくなるなど、思わぬ不利益を受ける事もあります。

弁護士に相談して手続きを進めてもらう場合はプロの視点から最も適切な債務整理方法を選んでくれるので、自分で考えたり手続きするときのような失敗は起こりません。

借金返済の手続きを有利に進められる

弁護士に債務整理を依頼すると、返済の手続きを有利に進めることが出来ます。

たとえば任意整理では債権者と直接交渉をしなければなりませんが、債務者が自分で交渉しようとしても知識がないのでうまくいきません。

そもそも素人なのでどのように話を進めて良いかがわかりませんし、相場の数字などもわからないので、相手の言いなりに不利な条件で和解してしまうことも多いです。

借金している債務者という立場で債権者と対等に話しあうこと自体に無理があります。しかし弁護士なら交渉のプロで法律知識もあるので、貸金業者などを相手に対し対等以上に渡り合ってくれます。

借金返済の手続きが確実に進められる

弁護士に債務整理を依頼すると、各債務整理の手続きを確実にすすめることができます。個人再生や自己破産などの裁判所を使った債務整理手続きは、非常に難解で複雑です。

必要書類の数や種類も非常に多いですし、ケースごとに必要なものも異なってきます。また、申立後もいろいろと裁判所から指示が出されるので、その都度適切に対応しないといけません。

しかも間違った対応をすると、手続きが進まなくなってしまったり失敗してしまったりします。

この点、弁護士に債務整理を依頼をするが確実に債務整理をすすめてくれるので、失敗がありません。必要書類も向こうが教えてくれますし、裁判所とのやり取りも適切に行ってくれるので安心です。

借金返済・相談を弁護士にする際の費用

費用

借金返済・相談を弁護士に依頼する場合、基本的には以下の費用が発生します。

  1. 法律相談料(無料のところも増えている)
  2. 着手金
  3. 報酬金
  4. 実費

相談料は30分5,000円(無料のところ増えています)、着手金は任意整理や自己破産など手段に応じて2万円~50万円、報酬金は減額できた金額の10~20%となることが多いです。

また、それに加えて弁護士が貴方の代わりに行う作業に生じる郵便切手代や交通費、裁判所とのやり取り手数料の実費として、5千円~数万円ほどの費用が発生します。

ただ、いずれにしてもほぼ確実に支払った金額以上の減額ができますので、弁護士への依頼で発生するお金に関しては気にしなくて良いでしょう。

債務整理の方法別の詳しい費用の内訳については以下の記事で紹介しておりますので、ぜひ合わせてご覧下さい。

借金返済・相談に強い弁護士事務所選びのポイント

債務整理の実績が豊富な弁護士事務所を選ぶ

CM

債務整理をするなら、実績が豊富な弁護士事務所に依頼すべきです。弁護士の取扱業務はさまざまなので、債務整理が得意な事務所もあればそうでない事務所もあります。

債務整理をほとんど取り扱っていない事務所もあり、そのような事務所に依頼するとスムーズに債務整理をすすめることができませんし、必要なアドバイスを受けることなどもできません。

債務整理に強い弁護士事務所を見分けるためには、今までの債務整理の解決実績を見るとわかりやすいです。弁護士事務所のホームページには、取扱業務分野が記載されていますし、相談実績や解決実績などが掲載されていることが多いです。

そこで、これらの実績が高い事務所なら安心して債務整理を依頼できます。また口コミ評価が依頼者の性別や年齢などが詳しく掲載されていたり、手書きのお礼状などが掲載されていたりする事務所も信用しやすいです。

一人で悩まずご相談を

  • 少しでも早く債務整理したい!

債務整理に力を入れている弁護士事務所を選ぶ

債務整理に積極的に取り組んでいる事務所に依頼すべきです。実績がまだなくても債務整理に力を入れて積極的に取り組んでいる事務所がたくさんあり、そのような事務所に依頼すると適切なアドバイスを受けられますし、親切に対応してもらえることが多いです。

債務整理に力を入れているかどうかについては、その弁護士事務所のホームページの記載内容を見たらだいたいわかります。債務整理に力を入れている事務所は、債務整理についてのコラムや専門記事などを多数掲載していたり、債務整理ブログの運営をしていたりするからです。

債務整理関係の記載が多い事務所は債務整理に力を入れている可能性が高い、ということです。債務整理に強い事務所は無料相談サービスをしていることも多いので、「債務整理の相談無料」等と書いてある事務所を探しましょう。

弁護士への借金返済・相談まとめ

新生活

以上のように、借金問題に苦しんでいる場合には弁護士に相談をして債務整理をする方法が最も効果的な解決方法となります。

夜逃げやおまとめローンなどを利用するのとは異なり、本当の意味で借金から解放してもらうことができますし、人生をやり直すことができます。

期間も長くはかかりませんし、ペナルティもメリットと比べれば少ないです。借金問題は、早く取り組めば取り組むほどダメージが少なくて済みます。

今、借金問題に苦しんでいるなら、一刻も早く債務整理に強い弁護士を探して無料相談を受けることをおすすめします。

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