尼崎市の交通事故相談窓口

尼崎市で交通事故に遭ったり、交通事故を起こしてしまったときには、1人で考えるのではなく、さまざまな機関に相談することが大切になります。

ここでは、尼崎市で交通事故について相談できる窓口を紹介します。

• 尼崎市 市民相談担当による交通事故相談
• 尼崎市 国保年金課（国民健康保険を使用する場合）
• 尼崎市 こども福祉課（交通遺児激励金）
• 法テラス阪神法律事務所
• 公益財団法人日弁連交通事故相談センター 阪神相談所
• 尼崎市のその他の交通事故相談先

尼崎市 市民相談担当による交通事故相談

尼崎市の市役所中館1階にある市民相談担当では、予約制で交通事故相談を実施しています。損害賠償請求や示談、調停や起訴など交通事故全般の問題について、市職員である交通事故相談員が相談に応じています。

1日5件までの先着順で、予約は相談の当日9時から電話で受け付けています。調停中や裁判中、弁護士や司法書士に既に依頼済みの場合は相談不可なので注意してください。

URL：https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/ansin/soudan/1004388.html

尼崎市 国保年金課（国民健康保険を使用する場合）

尼崎市で交通事故など第三者の行為によって怪我した場合、市役所の国保年金課へ届け出ることで国民健康保険を使って治療を受けることができます。

交通事故に遭ってしまったら、まず警察へ届け、示談をする前に「第三者行為による傷病届」を提出してください。もし届出の前に示談を行うと、国民健康保険は使用できなくなるので注意が必要です。

必要書類は下記の通りで、書類様式は尼崎市のホームページからダウンロードできます。

• 第三者行為による傷病届
• 誓約書（加害者が記入）
• 念書及び個人情報の取扱いに関する同意書（被害者が記入）
• 事故発生状況報告書
• 交通事故証明書（後日の提出でも可）

URL：https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/kokuho/tukaemasu/067daisansya.html

尼崎市 こども福祉課（交通遺児激励金）

尼崎市では、交通事故によって父、母などの養育者が死亡した場合、その子どもに対して交通遺児激励金を支給しています。

支給対象者は、引き続き尼崎市に1年以上居住し、義務教育諸学校等に就学または就学予定の児童で、養子縁組した方や父（母）が再婚した方は対象外となります。

申請に必要な書類は下記の通りです。支給期間、激励金の種類などの詳細は、尼崎市のホームページで確認してください。

• 印鑑
• 住民票
• 戸籍謄本
• 事故証明書
• 死亡診断書または自賠法施行令別表の第1級から第3級までの後遺障害を証する書類
• 在学証明書

URL：https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/kosodate/single/047koutuuiji.html

法テラス阪神法律事務所

法テラス（日本司法支援センター）は、刑事・民事を問わず、法的トラブルの解決に役立つ法制度や相談窓口の情報を提供する公的な機関です。

無料の法律相談や、弁護士・司法書士費用等の立替制度があるので、経済的に余裕のない方でも安心して利用することができます。

尼崎市には、JR立花駅から徒歩3分でアクセスできる場所に法テラス阪神法律事務所があります。

URL：https://www.houterasu.or.jp/chihoujimusho/hyogo/access/hanshin-lo.html

公益財団法人日弁連交通事故相談センター 阪神相談所

日弁連交通事故相談センターは、交通事故の被害者救済を目的として設立された公益法人です。

民事上の法律問題について弁護士に無料で相談できるほか、損害賠償問題や示談等のサポートを受けられ、面談相談は原則5回まで（1回30分）可能です。

尼崎市には、兵庫県弁護士会阪神支部内に阪神相談所を設けており、電話かネットで事前予約が必要です。予約方法などの詳細は、阪神相談所のホームページで確認してください。

URL：https://n-tacc.or.jp/list/hyogo/hanshin

尼崎市のその他の交通事故相談先

尼崎市の交通事故相談、法テラス、日弁連交通事故相談センターのほか、市外になりますが兵庫県交通事故相談所、兵庫県交通安全協会など、様々な機関の相談窓口を利用できます。

交通事故に関しては、その土地の交通事情に詳しい専門家に相談するのが有益です。

市全域が平坦な地形である尼崎市では、自転車利用者が多く、人身事故の40%が自転車関連の事故となっています。小学校区ごとに自転車事故関連事故マップを作成し、身近で起きている事故について周知することで、地域の方の安全意識を高めています。

もし交通事故に遭遇してしまったら、公共機関の相談窓口のほか、地元の弁護士に相談するという方法もあります。賠償請求や示談の方法など、困りごとがある場合、交通事故問題に強い地元・尼崎市の弁護士への相談を検討してみましょう。

交通事故に強い弁護士をお探しの尼崎市在住の方へ

尼崎市にお住まいで、万が一交通事故問題に巻き込まれてしまったら、尼崎市に事務所を構える弁護士事務所か、交通事故問題に強い出張可能な弁護士に相談することで示談交渉がスムーズに進み、賠償金（慰謝料）の増額につながることは間違いありません。

まずはお気軽に相談してみてください。