電動キックボードで交通事故に遭ったら。近年の事例と問題多発の背景、事故時に取るべき対処法
近年、電動キックボードに関連した交通事故が急増しています。新しい乗り物である電動キックボードには交通事故の解決・対応事例がまだまだ少なく、万一、電動キックボードで交通事故に遭った場合は弁護士などの専門家に相談するのが穏便です。
本記事では、電動キックボードで事故が発生する背景や事故対応のポイント、弁護士に電動キックボードでの事故を相談するメリットなどを解説します。
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電動キックボードの交通事故は急増傾向
近年、電動キックボードが都市部を中心に普及する中で、交通事故の件数が急増しています。基準を満たす車体であれば免許なしで気軽に利用できる電動キックボードですが、運転者の運転技術の未熟さ、あるいは交通ルールの理解不足によって事故を引き起こすケースが目立っているのです。
2024年9月に警察庁が発表した統計データ「特定小型原動機付自転車に関する交通違反・事故の発生状況」によると、2023年7月~2024年7月の期間で、全国で警察庁に報告のあった電動キックボードが関連する事故は258件でした。
これは41件(2022年度)、23件(2023年1月~6月)といった過去のデータで発表された事故件数に比較すると1ヶ月あたり約5~6倍のペースにあたり、急激に事故が増加していることがわかります。
各地の警察も事故の増加を懸念しており、今後取り締まりの強化などに動く可能性が予想されるところです。
電動キックボードの交通事故の事例
2人乗り電動キックボードとの衝突で重症、運転者、同乗者の双方に賠償金1,100万円支払いが命じられた事例(大阪)
2021年5月、男女2人乗りで走行していた電動キックボードに衝突し首骨折の重症を負った女性被害者が、キックボードの同乗者であった女性を相手取り治療費刀の損害賠償を求めた事例。
そもそも電動キックボード(当時道交法上は原付バイク扱い)への2人乗りは禁止行為であり、運転者であった男性は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)で逮捕され、大阪簡裁により罰金50万円の略式命令を受けた。また、女性被害者からの損害賠償訴訟により大阪地裁により約1110万円の支払いを命じられた。
また、事故は同乗者の帽子が男性運転者の視界を遮ったことが事故原因となったことから、大阪地裁は同乗者の責任も認め、同乗者にも約1110万円の支払いを命じた。
参考:2人乗りキックボードの衝突事故、同乗者にも1100万円の賠償命令:朝日新聞デジタル
届いたばかりの電動キックボードで交差点進入、高速バスにはねられ死亡した事例(長野)
2023年12月、電動キックボードで赤信号を無視して交差点へ進入した39歳女性(元アルバイト従業員)が、高速バスにはねられ死亡した事例。死亡した女性が乗っていた電動キックボードはインターネットで購入して届いたばかりで、最高時速20キロ以上の運転免許が必要な製品だったが、被害者は免許を持っていなかった。警察は女性を無免許運転・信号無視の道路交通法違反の疑いで書類送検、容疑者死亡で不起訴処分とした。
参考:電動キックボード事故 死亡の元アルバイト従業員書類送検へ:NHK 長野県のニュース
電動キックボードを飲酒運転した男女を現行犯逮捕した事例(福岡)
2024年9月12日夜、交差点で信号無視して走行する電動キックボードを警察官が発見。
運転していた男性と、その近くで電動キックボードのふらつき運転をしていた女性の検査をしたところ、基準値5倍前後のアルコールを検出。
警察は29歳男性、35歳女性を酒気帯び運転の現行犯で逮捕した。
参考:電動キックボードを“飲酒運転” 男(29)と女(35)を現行犯逮捕 立ち飲みバーで飲酒か 男は信号無視の疑いも 福岡県警
電動キックボードの交通事故が増加する背景
電動キックボードの事故増加には、さまざまな要因が重なっています。ここでは、主な背景を見ていきます。
免許のない人でも乗れる
2023年に施行された改正道路交通法により、一定の条件をみたせば免許なしでも乗れるようになりました。これにより利用者が急増する一方、自動車やバイクの運転経験がなく、交通ルールをよく知らない人々も多く利用するようになり、事故のリスクが高まっています。
自転車よりも小さく気軽
電動キックボードは、自転車よりも小型で持ち運びやすく、また駐輪スペースを気にせずに気軽に使えるという利便性があります。しかし、この「気軽さ」が、スピードの出しすぎや歩道・車道を適切に使い分けずに走行する要因となり、事故を誘発しています。
小さいタイヤで立って乗る走行の不安定さ
電動キックボードの多くは、タイヤが小さく細いため、段差や道路の凹凸に対する安定性が低いです。しかも立って乗る構造上、バランスを崩しやすく、ちょっとした障害物でも転倒や衝突を引き起こす可能性があります。
視界の悪い夜間や雨天時にはそうした事故のリスクがさらに高くなります。
さらに、もしもの際に頭部を守るヘルメットの装着が努力義務になっているのも不安材料です。
目立つ利用者の交通ルール・マナー違反
電動キックボードは免許なしで気軽に利用できる乗り物であることから、SNS等では交通ルールの理解・遵守する意識の低い利用者が多い点が度々指摘されています。
電動キックボードの利用者の中には、信号無視や不適切な歩道の走行・逆走、さらには飲酒運転などの交通違反が目立ちます。
2024年9月19日の報道によると、警察庁による分析の結果、2024年1~6月までに発生した事故134件のうち17%にあたる23件は、飲酒運転による事故だったことがわかっています。
電動ボード事故、17%が飲酒運転 ヘルメット着用率は4%―警察庁
規格が統一されていない
電動キックボードの規格が各メーカーによって異なることも、安全面に影響を与えています。最高速度やブレーキ性能、灯火装置など、安全に関わる保安装置の規格が完全には統一されておらず、実際の性能は車両によってまちまちです。
2023年の道交法改正以降「電動キックボードは免許不要」のイメージばかりが広まる一方、インターネット上では最高時速20km以上が出る原付扱い、要免許・要ヘルメットの電動キックボードも多く販売されており、結果として気軽な乗り物のつもりで、原付電動キックボードの無免許利用者が無謀な運転をする、といった事態も起きています。
こうした電動キックボード自体の性能の違い、利用者の理解のギャップが、利用者の無謀運転を引き起こし、事故の原因になっている側面もあります。
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電動キックボードの利用時のルール
前述の通り、電動キックボードには製品によって種類および規格が複数存在し、免許の有無をふくめ利用上のルールも規格ごとに異なります。
ここでは各規格ごとに設定されているルールを確認していきましょう。
原付にあたる電動キックボードの場合
原動機付自転車に分類される電動キックボードは、0.60キロワット以下の出力の電動機を持つものを指します。
これらは、道路交通法の原動機付自転車と同様に扱われ、免許が必要です。また、ヘルメットの着用が義務付けられており、速度制限や一方通行の規則も適用されます。ナンバープレートの取得や自賠責保険への加入も必要です。
小型特殊自動車にあたる電動キックボードの場合
小型特殊自動車として分類される電動キックボードは、事業者による公道での実証実験に伴い認められたタイプのものです。
これらのタイプの電動キックボードへ乗るには通常、免許が必要であり、規定の速度以下、指定の走行場所で使用することが義務付けられています。
特定小型原動機付自転車にあたる電動キックボードの場合
「特定小型原動機付自転車」として分類される電動キックボードは、2023年の道路交通法改正により、免許不要で運転が可能となった新しいカテゴリーです。
これには、長さ190センチメートル以下、幅60センチメートル以下、最高速度が時速20キロメートル以下のものが含まれます。
16歳以上であれば免許なしで運転できるため、手軽に利用できる一方、事故の増加が懸念されています。
また、車道走行が基本であるにも関わらずヘルメットの着用が努力義務で必須となっていない点も、重大事故につながる可能性があることから懸念材料となっています。
電動キックボードの交通事故でよくあるケース
電動キックボードは車道および歩道を、身一つで走行します。
身体を守る外装もないこともあり、自動車や歩行者、公共物や道路上の障害物など様々なモノとの接触が重大な交通事故となるリスクを抱えています。
車道を走る自動車との接触
電動キックボードは、その構造や自動車との距離感、速度差の大きさなどから、車道を走る際に自動車との接触事故が起きる可能性があります。
具体的には、意図せずバランスを崩した電動キックボードに車が接触した、電動キックボードが走行中減速したところ車に追突される、進路変更や右左折を行おうとしたところで車とぶつかるケースなどが想定されます。
自動車側の不注意だけでなく、電動キックボード側の走行位置や速度超過、交通ルール違反が事故の原因となることもあります。
歩道での歩行者との衝突
一部の電動キックボードは歩道の走行も許可されていますが、それにより歩行者との接触事故を引き起こすケースが見られます。
特に、スピードを落とさないまま歩道を走行する、飲酒運転といった交通ルールを守らない運転は事故のリスクを高めます。
転倒・公共物への衝突などの自損事故
自転車やバイクと異なり、電動キックボードはバランスを取るのが難しいことから、路面の凹凸や急な操作ミスにより転倒事故が起こりやすいです。
また、電柱やフェンスといった公共物に衝突する事故に遭う可能性もあります。ヘルメットを被っていない場合は、特に危険です。
電動キックボードの交通事故の特徴
電動キックボードの交通事故への対応を進める際によくある特徴について確認していきましょう。
過失割合の算定が不透明
電動キックボードの交通事故は、まだ判例が積み重なっていないことから、過失割合の算定が不透明な部分が多く、相手方との交渉が難航する可能性があります。
特に特定小型原動機付自転車に分類される電動キックボードは新しいカテゴリの乗り物で、その特徴上、利用者が免許を持っていないケースも多々あります。
自動車との接触事故では、双方の交通ルールの遵守状況や注意義務が絡み、過失割合を巡り複雑な状況に陥ることが予想されます。
シェアリング・レンタルの電動キックボード事故は保険会社を交えた交渉に
シェアリングやレンタルサービスで提供される電動キックボードを利用中に事故が発生した場合、通常はシェアリング・レンタル事業者が加入する自賠責保険や任意保険が適用されます。
そのため事故の補償・損害賠償などについては事業者側保険会社を交えて交渉を進めることになります。
シェアリングサービスやレンタル事業者が契約・提供している保険の内容や事故原因によって、賠償の内容・範囲が変わる可能性があるため、万一の事故発生時のことも考慮して、保険の内容をよく確認することが重要です。
交通ルール違反があると過失割合は不利に
電動キックボードが自動車と接触する交通事故に遭った場合、電動キックボードの方が事故で受ける衝撃・リスクが大きいことから、基本的には自動車側の過失割合が高めとなるのが通常です。
ただし、電動キックボード側が交通ルールを守らずに運転していた場合、過失割合は電動キックボード利用者に不利に働きます。
例えば、スピード違反での走行、二段階右折を怠って発生した交差点での事故などでは、電動キックボード側の責任が大きくなることが考えられます。
また、歩道モードを使用しないなど不適切な歩道走行による事故の場合は、歩行者の方が電動キックボードよりも交通弱者にあたるため、より電動キックボードの過失割合は重くなります。
電動キックボードの交通事故で請求できる損害賠償の項目
電動キックボードで交通事故に遭った場合、請求できる可能性のある損害賠償金を確認していきましょう。
治療費
電動キックボードの事故で負傷した場合、治療にかかる医療費全般を加害者に請求できます。診察料や入院費、手術費、リハビリ費用などが含まれ、事故後の治療にかかった実費が対象です。
通院交通費
通院のために使用した公共交通機関の料金や、ガソリン代などの交通費も損害賠償の対象になります。
入通院雑費
入院や通院に伴い必要となる日用品や雑費も損害賠償に含まれます。
例えば、入院中の洗面具や衣類など、日常生活に必要な物品の費用がこれに該当します。
付添費用
事故によって入院や治療に付き添いが必要な場合、その費用も請求対象となります。
近親者が付き添う場合は一定額、専門の付添人を雇った場合はその実費が含まれます。
休業損害
事故により働けなくなった期間の収入損失も請求できます。
会社員の場合は事故前の給与収入を基に計算、自営業の場合は前年度の収入等から計算し、休業中に得られなかった収入分のお金が補填されます。
入通院慰謝料
入院や通院を強いられたことによる精神的苦痛に対しても慰謝料が発生します。
通院期間や入院期間に応じて、一定額の慰謝料が請求可能です。
後遺障害慰謝料
治療後に後遺症が残った場合、後遺障害の等級に応じて慰謝料が支払われます。
後遺症の程度に応じて、慰謝料の額は異なります。
死亡慰謝料
交通事故により被害者が亡くなった場合、遺族は死亡慰謝料を請求できます。
請求額は、被害者の年齢や収入、遺族構成などによって異なります。
逸失利益
後遺症が残ったり死亡したりした場合に、事故がなければ得られていたはずの将来の収入を逸失利益として請求できます。
収入や労働能力の低下により生じる経済的損失を補填する目的で算定されます。
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電動キックボードの交通事故に遭った場合に取るべき対応
電動キックボードで交通事故に遭った場合、どのように対応すればよいのでしょうか。基本的な事故対応の流れを確認していきます。
事故直後の初期対応
電動キックボードの事故に遭った場合の対応は、他の交通事故と同様です。
事故の初期対応では、負傷者の救護が最優先です。
自分や他の負傷者のケガの程度を確認し、緊急の場合は速やかに救急車を呼びます。
その後は警察へ事故の報告を行うとともに、事故相手との連絡先を交換しましょう。
レンタルの電動キックボードを使用していた場合は、レンタル会社のカスタマーセンターにも連絡し、指示を仰ぎます。
また、レンタル会社側の対応によっては、自分が加入している自動車保険の保険会社にも連絡し、今後の対応を確認しましょう。
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病院への入通院
事故後は、できるだけ早く病院で診察を受け、診断書を取得することが重要です。
事故直後に具体的な症状が出ないこともありますが、後から痛みが出るケースも少なくありません。
電動キックボードは身体を保護するものもなく、事故の衝撃を自分の体感以上に強く受けている可能性もあります。
以後の悪化を避ける意味でも必ず診察を受けておくようにしましょう。
また、通院履歴は保険会社から治療費や慰謝料を請求する際に必要な証拠となります。通院記録をしっかりと残しておきましょう。
治療の完了後、示談交渉の開始
治療が完了した後は、加害者側やその保険会社と示談交渉が始まります。
示談では、治療費や慰謝料、損害賠償の具体的な金額が話し合われます。
この段階では、適切な賠償を受けるために、医師の診断書や通院履歴などを用意しておくことが求められます。
保険会社との交渉に不安がある場合は、弁護士に相談することも選択肢の一つです。
示談成立(慰謝料・損害賠償の請求)
示談交渉が無事に成立した場合、賠償金が支払われます。示談内容に納得できたら、示談書に署名押印をして和解が成立します。
一度成立した和解をやり直すのは原則できません。
示談内容に納得がいかない場合や、保険会社が提示する賠償額に不満がある場合は、安易に受け入れず、まずは弁護士に相談することをお勧めします。
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電動キックボードの交通事故を弁護士に相談すべき理由
現状、事故問題の解決への道筋が定まりきっていない電動キックボードの交通事故。
利用者の交通ルール違反に厳しい社会の目が向けられる中、電動キックボードに乗っていただけでその責任を主張し、保険会社が不当な過失割合の算定を押し付けてくる可能性も否定できません。
弁護士に相談することで、電動キックボードによる交通事故についても、実際に発生した損害に基づき、相手方との適切な対応・示談交渉を進めることができます。
電動キックボードの事故対応は自分では難しい
電動キックボードは新たな交通手段であり、2023年の道路交通法で基本的な交通ルールが定められたばかり。
実際の普及の状況を見ながら、電動キックボードの利用動向・法制化の効果を見据えながら日本の道路事情に適合するのか、現状ではまだあやふやな部分もあります。
こうした周辺事情もあり、いままで交通事故の経験もない人が、電動キックボードでの交通事故に自分で対応するのは簡単ではありません。事故後の手続きや保険会社との交渉に苦慮するおそれがあります。
特に、保険会社は被害者に有利な条件を提示するとは限りません。
知識がないまま交渉を進めると、前例が少ないことを口実に、電動キックボード側に不利な過失割合を強く主張してくるおそれもあります。
どこに留意すべきか判断しづらい電動キックボードの事故だからこそ、交通事故に関する専門知識を持つ弁護士に依頼することが重要です。
適正な過失割合となるよう交渉できる
電動キックボードの事故は、従来の自動車やバイク以上に過失割合の算定が複雑になるおそれがあります。
例えば、免許のない電動キックボード利用者が、本来免許が必要となる電動キックボードに乗っていた場合。その他、車種によって異なる速度制限や車道・歩道など走行場所に関するルールなど、事故時の状況の煩雑さが、過失割合の決定に影響するおそれがあります。
弁護士はこうした電動キックボードで起こり得る複雑な状況を正しく整理し、適切な過失割合が適用されるよう保険会社や相手方と交渉します。
適切な過失割合で、受け取れる損害賠償金の金額も大きく変わる可能性があります。
慰謝料請求する場合、保険会社より高額な基準を適用できる
保険会社が提示する慰謝料の金額は、一般的に「自賠責保険基準」または「任意保険基準」に基づいて算定されます。これらは交通事故慰謝料の算定において比較的低額な基準です。
弁護士が代理人となると、より高額な「弁護士基準(裁判基準)」が適用した計算を行います。
弁護士基準は実際の裁判の判例や実績として認められた請求をもとにした基準であり、弁護士基準で慰謝料請求することで、受け取れる慰謝料が増える可能性が高まります。逆に言えば、弁護士に依頼しなければ、この高額な基準を利用することはできません。
弁護士は、こうした高い慰謝料算定基準を用いた上で、事故や被害の状況に応じて、被害者が適正な賠償を受け取れるよう相手方と交渉を行ってもらえます。
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まとめ
都市部を中心とした普及に伴い、電動キックボードによる交通事故の件数は急増しています。
特に、電動キックボードの法的な位置づけや過失割合の算定は複雑なこともあり、事故後の対応が非常に重要です。
電動キックボードでの交通事故に対して事故直後の対応や適切な慰謝料・損害賠償の請求を行う上で、個人で対応するのは難しい面があります。
電動キックボードの交通事故は弁護士に相談を
電動キックボードによる交通事故を弁護士に依頼することで、保険会社との交渉で適正な過失割合を獲得し、より高額な慰謝料を請求することができます。
また、示談交渉時にも弁護士がサポートすることで、不当に低い金額での和解を避けることができ、最適な賠償を受けられるようになります。
電動キックボードの交通事故に巻き込まれた際には、早めに弁護士へ相談することをお勧めします。
交通事故に強い【おすすめ】の弁護士に相談
交通事故一人で悩まずご相談を
- 保険会社の慰謝料提示額に納得がいかない
- 交通事故を起こした相手や保険会社とのやりとりに疲れた
- 交通事故が原因のケガ治療を相談したい