40~60代に聞く、両親の預貯金・財産 把握状況に関するアンケート調査まとめ

親の預貯金・財産、把握してる?「ご両親の預貯金・財産」について把握状況に関するアンケート
あなたは親の預貯金や財産について、どれだけ把握していますか?

今回、相続弁護士相談広場では、ご両親または父母どちらかが健在で、親子で年1回以上の連絡・交流がある40~69歳の男女100名を対象に「ご両親の預貯金・財産」について把握状況に関するアンケートを実施しました。

調査結果からは、全国の現役世代の男女の多くは、将来自分が相続するものにもかかわらず、親の預貯金や財産を良く把握していないという実態が明らかになりました。一方で、親の財産を把握している方の声からは、財産の棚卸しを行うこと自体が親子同士の良好なコミュニケーションの機会になるという、単なる事務手続きにとどまらない価値も見えてきました。

この記事では今回行ったアンケート結果をご紹介するとともに、親子で財産確認を行うことの価値・意義を解説していきます。

「ご両親の預貯金・財産」について把握状況に関するアンケート

実施:相続弁護士相談広場 編集部
回答方法:Webアンケート調査
調査日時:2024年06月20日~21日
調査対象:全国の40歳~69歳の男女:ご両親または父母どちらかが健在で、年1回以上連絡・交流を取っている方
回答者数:300人

親の預貯金や財産を把握している人はどのくらいいる?

Q1:親の預貯金や財産を把握していますか?

Q1:親の預貯金や財産を把握していますか?

まずはじめに、親の預貯金や財産を把握しているかを質問したところ「把握している」と回答した人は全回答者300人中100人、ちょうど全体の1/3に留まりました。

40~69歳男女の3分の2は自分の親の財産を把握していない

今回の調査では、調査対象者の2/3 と、多くの人が自分の親の財産状況をよく把握していないことがわかりました。

将来的に自分が相続する可能性もある親の財産について把握する人が少ない背景には、

     

  • 親の財産は親のものであるとプライバシーを尊重する姿勢
  •  

  • 親と親の財産について話すことへの抵抗感(親の死後を想定しているよう思われたくない)

など、親に対しても遠慮や気遣いを見せる、日本の現役世代の文化的・心理的背景があるものと考えられます。

今回の調査では、この質問から親の預貯金や財産を「把握している人」「把握していない人」に分け、それぞれに質問を行いました。

親の財産を把握した際に取った確認方法は?

Q2:親の預貯金や財産をどのようにして把握しましたか?以下のうち、あてはまるものをすべてお選びください

Q2:親の預貯金や財産をどのようにして把握しましたか?以下のうち、あてはまるものをすべてお選びください
最初の質問で「親の預貯金や財産を把握している」と回答した方に、どのようにして親の預貯金・財産を把握したか、確認方法を教えてもらったところ、主な確認方法としては「親からの口頭での聞き取り(51%)」「自宅での通帳・証書の収集(43%)」が多い結果となりました。

親自身からの聞き取り・自宅での家探しで財産把握するのが主流

親からの口頭での聞き取りや自宅での通帳・証書の収集が多いのは、これが最も直接的で簡単な方法だからと考えられます。
親自身が財産確認に納得していれば、聞き取りや家探しは親の親子でごく自然に行えます。

次いで銀行や信託会社などの相続・承継サービスの利用が15%、銀行・役所等に問い合わせをして詳細確認を行ったケースは11%に留まりました。

エンディングノートや遺言書を通じた財産把握、また弁護士など専門家による調査を行ったケースは全体の6~7%程度とごく少数でした。

親の財産確認は、外部業者等を介さず親子間で簡単にできる範囲で行うのが主流

総じて、今回の調査では、子の親に対する財産確認は、口頭での聞き取りと家での資料収集程度、親子間で簡単にできる範囲の確認を行うケースが主流とわかりました。

外部の相続・承継サービス利用や問い合わせ・専門家への依頼、遺言書やエンディングノートを活用するケースは比較的少なく、親の生前の財産確認に、一定の費用や手間、準備が必要となる方法は敬遠される傾向が見られました。

親の財産を把握することになったきっかけ

続けて、親の財産を把握した方に、親の財産について把握に至ったきっかけ、知ることになった理由や事情、出来事を具体的に教えていただきました。
回答いただいた内容を大枠でグループ分けすると以下グラフのような結果となりました。

Q3:あなたが親の預貯金や財産を把握することになったきっかけはなんですか?

Q3:あなたが親の預貯金や財産を把握することになったきっかけはなんですか?

親の預貯金や財産を把握することになったきっかけ
終活や相続準備として 29%
親の病気・入院・認知症 18%
親や親戚の死亡 9%
日常の会話や何となくの流れで 6%
契約事の流れ 5%
家族や親戚からの提案・相談 3%
特になし 23%
その他 7%

きっかけ最多は「親の終活や相続準備」

きっかけとして最多だったのは、親の終活や相続準備の流れで子が把握したパターンです。
回答者全体の29%の方が「終活や相続準備として」を選びました。

  • 親自身が相続を具体的に考え始めたため。(神奈川県・男性・46歳)
  • いつかある、相続へ向けての準備。何事も準備が大切。(茨城県・男性・47歳)
  • 終活の取り組み。(東京都・男性・49歳)
  • 相続税がややこしいから。(兵庫県・男性・43歳)
  • 相続のため。(東京都・男性・47歳)
  • 相続対策。(東京都・男性・46歳)
  • 両親からの説明。(千葉県・男性・47歳)
  • 親からの申し出。(滋賀県・男性・49歳)
  • 親が高齢になり、親の方から伝えられた。(茨城県・男性・56歳)
  • 母親からだいたいのことは聞いていた。母がある程度の年齢になったときに母親の方から教えてくれた。(京都府・女性・53歳)
  • 父親が自ら一覧表にしてくれた。(北海道・男性・63歳)

相続税を意識して親子で取り組むケースもあれば、親の側が自ら申し出て説明するケースもあるようです。

親の病気・入院・認知症ではじめて把握するケースも

把握のきっかけとして次に多かったのが親の死亡・認知症の発症など、親の健康状態の変化です。回答者全体の18%がこのグループに含まれれます。

突然の病気や怪我で、親の健康状態が急に悪化した場合、万一に備え家族が慌てて財産確認するケースがあります。
中には、親の病状悪化や死亡に至って、はじめて財産把握の必要性に気づく方も少なくありません。

  • 骨折で1人での生活が難しいと医師に言われ、施設に入れる事にした時に、初めて現金や貴金属の実態を知った。(東京都・男性・65歳)
  • 病気で倒れたため。(埼玉県・男性・62歳)
  • 病気等のため財産の管理。(愛知県・男性・57歳)
  • 両親の認知症をきっかけに、資産を把握して生前贈与したり、資産を一つにまとめたりした。(神奈川県・女性・56歳)
  • 母が膝の具合が悪化してからATM等に行けなくなり、現金引出し等を引き受けるようになったから。(神奈川県・女性・55歳)
  • 父親の入院。(大阪府・男性・50歳)

片親や祖父母、親戚の逝去がきっかけになることも

父母いずれかの片親や、祖父母など親以外の親族が亡くなったことがきっかけとなるケースも少なからずあります。

  • 祖母の死がきっかけではないかと思います。(佐賀県・男性・41歳)
  • 祖父母の逝去がきっかけとなりました。(福岡県・男性・47歳)
  • 父親が亡くなったこと。(神奈川県・男性・56歳)
  • 親戚がなくなった際に手続きに苦労をしたため。(東京都・男性・51歳)
  • 親の方から親類の葬式を上げた後、言ってきた。(大阪府・男性・40歳)

身近な人の葬儀の経験が、相続について考える良い機会となった形と言えます。

普通にあり得る「日常の流れの中でなんとなく」

特別なきっかけはなく、なんとなくの話の流れで親の財産の話に至ったという回答もいくつかありました。

  • なんとなく話していて。(千葉県・男性・55歳)
  • なくなった時にどうするかという話をしていて。(京都府・男性・47歳)
  • テレビのニュースを見ていて相続の話題が出た。(宮城県・男性・54歳)

明示的にこのグループに適合する回答は6%にとどまったものの「特になし」と回答した23%も潜在的にこのグループに含まれる可能性もあり、両者を合計すると29%。グループ中最多だった「親の終活や相続準備」とポイント数で並びます。

ことさら特別なきっかけがなくても、話の流れの中で親が保有する財産の話になり、結果として親の財産を知るケースも、普通にあり得ることのようです。

家族や親戚から提案・相談を受けるケース

少数ながら、親本人ではなく、兄弟やいとこなど親族からの提案・相談をきっかけに、家の財産把握を進めるケースもあるようです。

  • 兄弟から把握について提案がありました。(埼玉県・男性・55歳)
  • いとこからの相談で。(鹿児島県・男性・51歳)
  • 親族のすすめ。(福岡県・男性・45歳)

引っ越し・口座開設など契約事が財産把握の契機に

また、引っ越しやローン申し込み、証券口座の解説など、親の契約事に関連して、親の財産確認を行うケースもあります。

  • アパートローンの申し込み。(東京都・女性・49歳)
  • 引っ越しの際に手続きの上で必要だった。(愛知県・男性・47歳)
  • 両親の介護施設入所。(千葉県・男性・59歳)
  • 証券取引のためにネット証券の口座開設をしてあげた。(神奈川県・男性・48歳)
  • 水道光熱費が高くなり生活の基準を見直した時。(愛知県・男性・49歳)

子が高齢な親の契約手続きのサポートに入り、確認していく流れで親の保有財産を把握する場合もあるようです。

子が自分の財産を確認することに、親の反応は?

Q4:あなたが親の預貯金や財産を把握することに対して、親の反応はどのようなものでしたか?

Q4:あなたが親の預貯金や財産を把握することに対して、親の反応はどのようなものでしたか?

それでは、子どもが自分の財産を把握することについて、親の方はどんな反応を示すものなのでしょうか?

「親の財産を把握している」と回答した方に、財産確認を行った際の親の反応について伺ったところ、

  • 非常に協力的(48%)
  • やや協力的(28%)

と、合計で76%、3/4以上の親が協力的な姿勢を示していたことがわかりました。

財産開示した親の4分の3以上は協力的

自身の財産を適切に管理したいという考えは、子どもだけではなく親自身も同じです。
正確な財産を整理・把握するサポートが得られるという点でも、子の財産確認に対して協力的な姿勢を示すことも多いようです。

また、以下にご紹介する「把握してよかった理由」からすると、子供が財産管理を手伝ってくれることで安心感を得る親も少なくありません。
親が協力的である背景には、親自身が将来の不安をなくしておきたい、子供に負担をかけたくないという思いもあるようです。

親の財産を把握して「よかった」の声が約8割!

Q5:親の預貯金や財産を把握できてよかったと思いますか?

Q5:親の預貯金や財産を把握できてよかったと思いますか?

今度は親の財産を把握した子の側の心境です。

親の預貯金や財産を把握できて「よかった」と考える人は全体の79%。
ほぼ8割近くが、親の預貯金・財産を確認できたことに満足・納得感を覚えているという結果が出ました。

親の財産を把握してよかった理由は?

前の設問で「よかった」と回答した方に、「(親の財産を把握できて)よかったと感じる理由」を自由に答えてもらいました。

コメントの内容で大まかに分類すると、以下のようなグループに分けることができました。

将来に向けた安心感・不安が軽減された

親の財産を把握することで、親の没後も含めて将来への安心感・不安軽減につながったという声が多々ありました。

  • 将来的には、不安が少なくなった気がします。(佐賀県・男性・41歳)
  • これからの生活の見通しがついた。(宮城県・男性・54歳)
  • 親も自分も安心できた。(滋賀県・男性・49歳)
  • 相互安心。(神奈川県・男性・61歳)
  • いつ亡くなってもいいように。(岐阜県・男性・55歳)
  • もしもの時に備えて。(東京都・男性・49歳)

いくつかのコメントからは、親の遺産整理をつつがなく進められる安心感と同時に、(受け取れる財産の確認が取れたことによる)自分自身の将来に対する安心感も読み取れました。

親の財産を整理し把握できた

親の安全・安心に心を向けて、親の財産を整理・把握することを歓迎する声もありました。

  • 負債がないことを確認できた。(大阪府・男性・60歳)
  • どのくらい持っているかがわかったから。(神奈川県・男性・56歳)
  • 終活で整理ができる。(兵庫県・男性・55歳)
  • 財産の棚卸ができた。(京都府・男性・54歳)
  • 存在は把握しているが、現状をよく知らない不動産のことがわかったから。(大阪府・男性・50歳)
  • 実際に持っているお金、貴金属などが分かった。買取り業者に騙されて、あるべき宝石、金が無くなっていた事実。(東京都・男性・65歳)
  • 入院や退院後のプランが立てやすくなったこと。(福岡県・男性・57歳)
  • 母親の今後の生活費を把握出来る。(東京都・男性・59歳)
  • ちゃんと管理しなければならないから。(東京都・男性・58歳)

高齢となった親の生活をサポートする上でも、子が親の財産状況がどうなっているか把握することは重要です。

相続の準備や手続きを進められる

親の財産を正しく把握することで、より具体的な相続対策・準備を進められる点を満足として挙げた方もいました。

  • 亡くなった後の財産分与。(大阪府・男性・42歳)
  • 相続手続きが起きる前にすることができて準備が整えることができたから。(神奈川県・男性・48歳)
  • 親族間でもめる要素が少なくなったと感じます。(福岡県・男性・47歳)
  • 相続について関係者で話し合いができる。(大阪府・男性・41歳)
  • 相続税などの対策を立てやすくなった。(福岡県・男性・46歳)
  • 遺産相続の額が把握できた。(東京都・男性・54歳)
  • 相続対策を早くからできた。(東京都・男性・65歳)
  • 生前贈与ができた。(新潟県・女性・59歳)
  • いざと言う時、手際よく預貯金や遺産を想像できるから。(大阪府・男性・40歳)

親にも寿命がある以上、相続は資産と法律の狭間で、誰にでもいつかは必ず直面する問題です。
親の保有財産の把握は将来の見通しやすさに確実につながります。

親の意思や考えを把握できた

財産確認のためのやりとりを通じて、親の意思や考えを確認して把握できたことを喜ぶ方もいます。

  • 親の意思をしっかりきけた。(東京都・女性・47歳)
  • 親が姉妹の一人は、信用できないからと、私に託されたので、安心感を与えてられた事。(神奈川県・女性・56歳)
  • 残された資産をどのように使っていくべきかお互いの考え方を共有できたこと。(愛知県・男性・49歳)
  • 親の考え。(福岡県・女性・58歳)
  • 自分の分も教えておくことができたので突然死しても大丈夫だと思えたこと。(大阪府・男性・42歳)

事務的な面倒事にイメージされがちな相続・終活ですが、親子での対話を通じて互いが自分の気持ちを素直に伝える良い機会にもなり得ます。

親の財産を把握していない人、今後知りたいと思う?

Q7:今後近いうちに親の預貯金や財産を把握したいと思いますか?あなたの考えに近いものをお選びください

Q7:今後近いうちに親の預貯金や財産を把握したいと思いますか?あなたの考えに近いものをお選びください

最後に、まだ親の財産を把握していない方の、今後に向けた考えを見ていきます。

はじめの質問で「親の財産を把握していない」と答えた方に、今後の親の財産把握に関する希望意向を伺ったところ、

肯定派
回答 割合
積極的に把握したい 6%
わかるなら把握したい 29%
合計 35%
否定派
回答 割合
あまり把握する気はない 26.5%
積極的に把握したくない 13%
合計 39.5%

と、肯定派と否定派が5%差で拮抗する、全体に大きく2分される結果となりました。

親の財産には感知しない姿勢の方がやや多い

現在、親の財産を把握していない方に限れば、今後も「親の財産については感知しない」という人がやや多いようです。
特に積極的な意向を持つ「積極的に把握したい:6%」「積極的に把握したくない:13%」両者の数値差からは、「親の財産は親が整理すべきで自分が把握するものではない」という考えを持つ方の多さを感じます。

知っておきたいけどなかなか聞けない、という層も

一方で、肯定派の多さからすると、まだ親と財産のことを話していない方からの「できることなら把握しておきたい」というニーズも伺えます。

「縁起が悪い」「自分の財産を狙っているのか」など親を不快にさせるのでは、と子どもの側が不安や遠慮を感じてしまう気持ちは容易に想像がつきます。

それでも、今回のアンケート結果をふまえれば「親の財産確認は、親自身にもポジティブに捉えてもらえることも多々ある」という事実は、親への声掛けに迷う皆様に、ぜひお伝えしたい点です。

親の財産を把握しておくことのメリット

こうしたアンケート結果をふまえ、子どもが、親の財産を把握しておくことのメリットをまとめていきます。

親の財産を把握することによる代表的なメリットは大きく5つ挙げられます。

将来に向けての安心感を得られる

親の財産を把握することで、生活の安定・家族関係・経済面など多岐に渡る意味合いで将来に向けた不安を軽減し、安心感を得ることができます。

親の財産の状況を事前に把握していれば、先々相続が発生した場合でも遺産分割で過度に戸惑うことなく、スムーズに進められます。

家族(親子・相続人)間コミュニケーションの向上

また、財産把握を進める中で、親子間、ならびに子どもたち同士で互いの意向・考えをすり合わせていくことで、家族間でのコミュニケーション・相互理解が向上し、たがいへの信頼・透明性を高める効果があります。

相続財産の取扱いについて親の意思を正しく把握しておけば、万一の時に向けた準備も進められますし、家族(相続人)間での無用な誤解や邪推、相続トラブルの予防にもつながります。

終活の第一歩として

親の財産を棚卸して取りまとめるアクションは、親自身の終活の第一歩として役立ちます。

遺産相続において親の意志に沿った資産の承継を実現するには、まずすべての資産の把握が欠かせません。
当然ながら、被相続人の意思は本人が亡くなってから聞くことはできないため、本人が元気なうちに財産の状況を親子で共有しておく方がおいおいに向けてスムーズです。

親の緊急時に対応できる

親が病気や事故に遭遇した場合でも、あらかじめ子が財産を把握していれば、緊急時の資金準備や医療費の支払いにも親の財産から迅速に対応できます。

逆に、財産の取り扱いを子と共有できていない場合、一時的な費用を子が代理で引き受けざるを得なくなる場合もあり、子には負担がかかります。

相続税対策を進められる

親の財産の全体を把握できれば、事前から相続税の計算、シミュレーションに基づいた節税対策を進められます。

相続税・贈与税など税金による出費を抑えるために、財産整理や管理・生前贈与など、適正な計画立てをしていく上で、財産の把握は不可欠です。
大原則として、相続財産の把握が早ければ早いほど、節税のための手段もより多くの手を打つことができます。

まとめ

親の財産を子が把握しておくことは、将来の相続発生を見据える上で重要な準備です。
相続トラブルの中には、財産に対する故人の意思がはっきりわからない故に問題が紛糾するケースも多々あります。

親の財産を早い段階で子が把握できれば、親の意向を尊重する財産管理が行えますし、相続税を極力抑える工夫も行いやすくなります。

もし親の財産管理や相続に関して迷いや不安を感じる場合は、相続に強い弁護士への相談をお勧めします。
弁護士は法的な観点から適切なアドバイスを提供し、安心して相続手続きを進めるためのサポートをしてくれます。

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